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2016年01月20日

妊婦さんの『むくみ』の骨格調整法【助産師さん・看護師さん向けセミナーの質疑応答より。】

先週末に務めさせていただいた
『 周産期のフィジカルケア講習会』
 の反響が続いています。
 
 ・次回開催の問い合わせや
 ・クリニック様からの開催依頼
 ・参加された方からの確認ご質問
   などなど。
妊婦さんの『むくみ』の骨格調整法【助産師さん・看護師さん向けセミナーの質疑応答より。】



予測しなかった
 流れになっています。
本当に感謝に尽きません。。
  ありがとうございます。
妊婦さんの『むくみ』の骨格調整法【助産師さん・看護師さん向けセミナーの質疑応答より。】


 また、余談ですが、
 フェイスブックでの
 友達申請も ドッと増えて、
  戸惑っています。

*  *  *  *  *
 
(言い訳ですが、、)
そのメッセージに対しまして。

 日々の施術のご予約が多く、
 なかなか 返信や投稿が出来ずに
 滞っています。
  大変ご迷惑をおかけしています。
  申し訳ありません。

いただいた
 一つ一つのメッセージにお答えするのは、
 なかなか スムーズではありませんが、


 講習会に参加された方々からの
  多かった ご質問、
  後日も確認が入っているご質問に
   ご返答する形で

 少しづつでありますが、
   綴っていきたいと思います。

 その講習会自体の内容の
  ダイジェストを以下に
   記載したいと思います。
 
妊婦さんの筋骨格の変化
* 分娩時に重要な 骨盤・股関節の動き
* 股関節と姿勢の関連
* 梨状筋のリリース(実技)
* 股関節と腸骨に同時に可動を上げる調整法
* 妊婦さんへの座り方・寝方の指導
* 立位での仙骨向きの戻し(セルフケア)
* 腹筋群のベクトル解説
* 恥骨痛のメカニズム
* 骨盤ベルトの考察(ケースカンファレンス)
* 『安産スクワット』解説(実技)
* 骨盤底筋のアプローチの公式(図説)
* 【機器デモ】
  骨盤のゆがみって?座骨への加重分布より
* 
* 腱鞘炎の治し方:実技
* 下肢むくみの解決法(筋関節からのアプローチ)
  などなど。



こちらに書き切れてない(表現しにくい) 
 テーマなどもありますが、

 講習会では、 

 図説と実技を交えながら
  伝達させていただきました。
妊婦さんの『むくみ』の骨格調整法【助産師さん・看護師さん向けセミナーの質疑応答より。】



 
そこで、
 講習会や後日いただいている
  ご質問の一つですが、
 ご紹介させていただきます。

『 むくみ 』(=浮腫)への対処についてです。

 実は、足だけでなく、手にも
 応用できる手法です。

きのうご来店された
Tさんにも 活用し、  
 指の動きがスムーズになりました。
妊婦さんの『むくみ』の骨格調整法【助産師さん・看護師さん向けセミナーの質疑応答より。】


Tさんは、指のこわばりと
 むくみ(浮腫)をお持ちでした。

*  *  *  *  *  

妊婦さんむくみ
 解決するための運動器からの
  アプローチ
についてです。

 まず、
 妊婦さんのむくみの原因とされる
  いくつかの諸説を 
 ご紹介します。

 ≪ 妊婦のむくみ(浮腫)の原因 ≫

 妊娠中に増加する血液の血漿成分が
  血管外に体液として漏れ、
   皮下組織に水分として
   溜まりやすくなります。

 ・ナトリウム・カリウムバランス
 ・つわりや腰痛等からくる運動不足(循環機能)
 ・子宮(胎児)増大による骨盤内リンパ圧上昇。
 ・冷えによる血管収縮
 ・長時間の同じ姿勢による血液貯留/血管抵抗
 ・衣服の締め付け。

 などなど、
  種々の理由が挙げられますが、

 運動器的な解決法
 考察し、手法もレクチャーを
  させていただきました。

その他、
 顔のむくみ等に関しては、
  妊娠中もそれ以前も、
 疲れがたまったり寝不足になると 
  現れやすいものです。
これはホルモンバランスや
 自律神経の乱れによるもので、
 日常生活に左右されます。
 
 ≪ 妊婦のむくみ解消 ≫
妊婦さんの『むくみ』の骨格調整法【助産師さん・看護師さん向けセミナーの質疑応答より。】




1.下肢(ひざ下)の筋の運動
 
 ① 手技によるケア
  
 よく、
  臨床で関わらせていただく
 妊婦さんの中で
  むくみがヒドイ方は、
  
 脚に触れると
  その皮膚や軟部組織は
  柔らかくなっており、
 指がずぶずぶと 沈みます。
  跡が残ってしまう程です。  

 そして、そのブヨブヨと
  水分の貯留が多くなった
  皮下組織と ともに、

 筋の硬さ(緊張
  存在します。

 筋肉が 伸縮していない
  (緊張している) 部分は、
  その周囲の 循環が
  不良になります。

どうしてそうなってしまうのでしょうか。


 足の筋肉は、
 
 不安定な姿勢の影響
  膝から下の筋肉が
  緊張して伸縮性を失います。

妊婦さんの『むくみ』の骨格調整法【助産師さん・看護師さん向けセミナーの質疑応答より。】


 バランスコントロール(戦略)を 
  主に 身体のどこの部分で
  担っているか?
   ということを表現する

 『ストラテジ―』
   という用語があります。
 ( 転ばないように
   どこで踏ん張っているのか?という
   イメージでとらえていただけたらと思います)

 妊婦さんの
  立った姿勢での
   バランス(重心動揺)について。

  じつは!
   つい先ほど、 
  計測しました。
妊婦さんの『むくみ』の骨格調整法【助産師さん・看護師さん向けセミナーの質疑応答より。】

 

  
 ⇓こちらは、⇓
 メンテナンス前の 立位姿勢の
  バランス(重心)と圧分布です。
妊婦さんの『むくみ』の骨格調整法【助産師さん・看護師さん向けセミナーの質疑応答より。】



 白くムニャムニャと
 線になって表示されたのが、
 時間単位で どれだけ
  重心点が動いたかの距離を
  示すもの
です。

彼女は、
 股関節の痛みで
  可動も悪くなっていました。

 つまり、
 股関節での
  バランス戦略は乏しくて、
 これだけの バランス動揺を

 足首や足指・足の裏の
  筋肉がかなり緊張し続けて
   コントロールしている

   ということです。

そして、
 ⇓ こちらが、 ⇓
 股関節のメンテナンス後です。
妊婦さんの『むくみ』の骨格調整法【助産師さん・看護師さん向けセミナーの質疑応答より。】



 バランスの動揺が
  減少しています。
 
 これだと、
 ひざ下の筋肉も
 負担と緊張が少なくなります。

 股関節・足関節の
 どちらも 協力し合って
 バランスを全体で
  コントロールしたほうがいい
   と想っています。 
 
*  *  *  *  * 

 膝下の筋の緊張を 
  とってあげると

 スッキリ むくみが
  解消される
   ということが多くあります。
 
 フットセラピーや
  アロママッサージなども
  たいへん有効だと思います。

しかし、ここで 勇気をもって、
 苦言を呈したいと
 思いますのが、

『 一点に集中した圧力で
  グイグイ押さないでください 』

 という事です。
  筋肉を緩める事や
   循環を良くすることを
  目的とされるならば、


 全体を包みこむような
  優しい圧力でのケアを
 受けてほしい
ということです。

*  *  *  *  

 先日、

  足裏やふくらはぎを
  連日グイグイ押していた
という

  妊婦さんが、
  いらっしゃいましたが、

  病院で
『 静脈炎を起こしている』
   と診断された そうです。
妊婦さんの『むくみ』の骨格調整法【助産師さん・看護師さん向けセミナーの質疑応答より。】


 自分自身でも
  そして あるサロンでも
  とにかく 
   むくみ解消の為?に
 
 親指の先のような一点圧で、
  グイグイ押していた
そうです。

 この方は、
 次第に 
  歩けなくなるほどに
  痛みが増して、
 ふくらはぎが
  赤くなってきた
というので、
  受診されたら、『静脈炎』になっていたというのです。


 どうか、
  妊婦さんに対する 
   下肢のマッサージや
   リンパドレナージは、
  優しい全体圧で行って欲しい
   と思います。

*  *  *  *  *  

 私が 
 ご提案するのは、
 
 緊張して(硬くなって)いる
  筋肉を緩めることによって、
 、
  その周囲の循環を促す ために

 解剖学的な
* 筋膜の連鎖を利用した
   かなりソフトなアプローチや、
* 足内の細かな関節の動き
   を手法によって 行うことです。
妊婦さんの『むくみ』の骨格調整法【助産師さん・看護師さん向けセミナーの質疑応答より。】



この手法については、
 講習会で 実演をご紹介させていただきました。


 最近では、
 筋膜をきちんとリリース(動き・伸縮)させれば、
  筋そのものにストレッチも必要なくなるという
  主張も出てきたほどですが、

 たしかに、
  ターゲットとする筋肉そのものが
  ストレッチが掛かりにくい部分には、
  (ふくらはぎや足裏もそうです)

  筋膜的に関連する関節の動きによって、
   目的の筋肉の伸縮性を出すこと

   は、とても 有効ではないかと思います。
 
 
* 足の指の関節を
  長軸方向、前後方向、左右方向へ動かす。
  本当は、
  掴み方が 超需要なのですが、
   ひとまず 解剖に基づいて
   その骨間を動かしましょう。

* 骨と筋肉の間や、筋肉同士の間に ある
  『 膜 』を 意識して
  リリース(伸張・動き)をする。
  
  身体の
  構造物は、すべて膜(袋)に包まれています。  

  『骨・筋肉 』と 『その他すべて』
   の間を 包むように
  ローリング、スライド、、をさせる。
  (表現が適格かどうか躊躇しますが)

ことを 意識して
  動かしてみてください。

 ふくらはぎ、足の裏、が
 しだいに ゆるんで、動きやすくなるのと
  同時に むくみが す~っと
  引いていく事があります。
  
  

② ウォーキングによるの筋運動
  
 そして、
 むくみ解消を目的とする
  ウォーキングも 有効だと思います。
 自発的な収縮は
  『 筋のポンプ作用 』
   として有名です。


 しかし、
  過度なウォーキングは
  腰痛や股関節痛を引き起こしてしまうため、
 
  姿勢のとりかた 
   が重要なポイントとなります。

 これについては、
  もーーっと細かく(専門的に)
  講習会で 解説しています。

 いつか この場で ご紹介できましたら
  させていただきます。

 最後まで、
  長文を 読んでいただきまして、

 ありがとうございました。
妊婦さんの『むくみ』の骨格調整法【助産師さん・看護師さん向けセミナーの質疑応答より。】




 ただいま旬の
 ゲスの極み乙女。
  の最新アルバムを聴きながら
   綴りました。

ありがとうございました。




Posted by 骨盤をリカバリー。産前産後の痛みと動きの専門。おきなわ女性理学療法士による理論的な解決法 at 12:11│Comments(0)妊娠による筋と骨格の変化
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